MONSTA X 3rd English Album [Unfold]
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「壊れたままで
再び、呼吸すること」
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10年ぶりに初めて
さらけ出した本心
MONSTA Xが
3枚目のアメリカフルアルバム [Unfold] で帰ってきた。「Unfold」。折りたたまれていたものを
広げるという意味だ。その一単語に、このアルバムのすべてが凝縮されている。この10年、彼らはステージの上で強烈だった。熾烈だった。だからこそ、より多くのものを折りたたんでしまわなければならなかった。傷、成長痛、色あせていく愛、自分自身さえ気づかなかった内面の声まで。[Unfold] は、そのすべてがついに呼吸し始めた記録である。 -
heal、傷と共に
再び呼吸する方法
アルバムの扉を
開くタイトル曲「heal」は、互いを離せないまま傷を繰り返す関係の中で
「真の回復」の意味を問う曲だ。「胸に釘が一本。愛すればするほど
深く打ち込まれ、深くなるほど傷は大きく開く」。この
曲の前提はこうだ。傷は消えない。それでも私たちは愛する。愛が果たして癒やしになり得るのか、この曲は最後まで問いを投げかける。重厚で壮大な
サウンドが層のように積み重なり、感情の緊張と亀裂を鮮明に描き出す。抑制された導入部から爆発するサビへと突き進む
漸進的な展開の中で、一つの逆説的な真実が明らかになる。愛が慰めにもなり、また別の傷にもなり得るということ。ミュージックビデオは
このメッセージを視覚言語で完成させる。赤い釘、金槌、糸巻き。軽い言葉ひとつが金槌となり、感情が
釘となって胸に打ち込まれる過程。それぞれの部屋で、それぞれのやり方で傷と
向き合うメンバーたちの物語だ。そしてラストシーン、説明なく互いを
抱きしめる。今もなお、共に。 -
10枚のスナップショット、愛の記録を巻き戻す
[Unfold] は鮮明な叙事詩を持つアルバムだ。2曲の先行公開
シングルが、すでにアルバムの座標を先に示していた。「baby blue」が色あせていく愛の残像を回想し、「growing pains」が揺れ動いた10年の時間を淡々と告白した。[Unfold] は、その二つの物語の根底にあるより多くの感情をさらけ出す。アルバムのトラックたちは
それぞれ異なる温度の愛を込めている。モダンR&Bのグルーヴに乗せて
感覚的なときめきを込めた「this!」、愛の中で互いを変えようとした時間をシネマティックなポップバラードで描く「before you met me」、他人のために自分を消耗させてきた内面を「空いた
グラス」に例えたコンテンポラリーポップトラック「glass half empty」まで。これらの曲の共通点は
こうだ。感情を美化しないということ。愛は美しいだけではない。ときめくが、消耗する。熱いが、結局は冷める。傷を
与え、傷を受ける。[Unfold] はそのすべての面を率直にさらけ出す。完璧なパフォーマーとしてのMONSTA Xではなく、愛し、傷ついた人間としてこのアルバム
の中に存在する。後半の雰囲気は
趣を変える。ニュートロ・シンセポップサウンドで自信を取り戻す「main
attraction」、愛と憎しみが交差する危うい関係を洗練された形で込めた「enemies with
benefits」、再びときめき始める「on our way」。そして大トリを飾る「sorry to myself」は、別れを前に相手ではなく自分自身に謝罪する曲だ。自嘲的だが
崩れない。悲しいが、沈まない。他人ではなく自分自身に
向けた許し。それが [Unfold] の最後の文章である。 -
記録で証明した
頂点の地位…さらに拡張していく「現在進行形」
アーティストの最も人間的な物語
MONSTA Xは2015年のデビュー以来、重厚な底力を誇示し、K-POPシーンを熱く盛り上げてきた。
2025年、デビュー10周年を迎えリリースしたデジタルアルバム『NOW PROJECT vol.1』は、既発曲であるにもかかわらず、世界18地域のiTunesチャートにランクインし、続いて9月にリリースされたミニアルバム『THE X』は、自己最高の初動販売枚数を更新した。また、ビルボードのメインチャートである「ビルボード200」へのチャートインをはじめ、「ワールドアルバム」、「インディペンデントアルバム」、「トップアルバムセールス」、「トップカレントアルバムセールス」、「ビルボードアーティスト100」まで、計6つのチャートにランクインし、デビュー10周年に新たな記録を刻んだ。さらに、昨年12月には通算4回目となる米国の「2025 iHeartRadio Jingle Ball Tour」に参加し、米国の主要都市で圧倒的な現地反応を引き出し、グローバルな影響力を改めて証明した。
『Unfold』はその次にある。強くなるために支払った代償、その中で折り畳まなければならなかった感情、そして今になってようやく取り出すことができた本当の話。それは、10年を駆け抜けてきたメンバーたちが、初めてありのままにさらけ出した内面であり、人間的な顔である。
ー 強さの別の名前
10トラック、40分。『Unfold』は、傷と向き合い、成長痛を通り抜け、色あせていく愛を見つめ、消耗と回復を経て、最終的に自分自身へと戻ってくる、一つの長い感情の旅である。強さは消えていなかった。ただ、今回はその強さが、脆弱さを隠すのではなく、脆弱さを抱きしめる方向へと使われた。10年を共に駆け抜けたメンバーたちが、その時間を素材にして作り上げた、最も人間的なアルバム。折り畳まれていたものが展開されるとき、ようやく本当の物語が始まる。