代替不可能なK-POPの固有名詞となったIVEが、再び絶頂の瞬間を予告する。自信から溢れ出る表情とパフォーマンス、アイデンティティへの確信に満ちた音楽で主導権を握った彼女たちが展開する、興味深い変化の始まりだ。自分を表現することに迷いはない。IVEのグラフは、ますます鮮明に描かれている。
存在自体がシンドロームとなったIVEの1stミニアルバムは、彼女ら固有のカラーと破格の変化の間を柔軟に交差する。IVEが提示した新しいイメージは、完全に音楽以上のテーマを感じさせるという点で印象的だ。自己確信のメッセージはそのままに、あらゆる予測を裏切る多様性への挑戦は、皆の期待以上のものを満たすだろう。
トリプルタイトル曲 - IVEの無限の変奏
IVEは今回のアルバムを通じて、多様な視点から見た「自分」の多彩なイメージを届ける。他人の視点から見た私(「Either Way」)、互いに発見した私(「Off The Record」)、私が見つけ出したもう一人の私(「BADDIE」)を表現した3つのタイトル曲を通じて、無限に拡張されたメッセージを伝える。表現方法も多様だ。少女の視点から好奇心を刺激したり、繊細な感情に触れて共感を導き出したりもする。3曲のタイトルがそれぞれのムードとスタイルに合わせてコンセプトを展開し、それぞれ異なるスタイルとムードを披露することで興味を誘う。
先行公開されたタイトル曲「Either Way」は、他人の視線から自由になれない自分について歌う。幻想的なシンセから始まり、叙情的な雰囲気を醸し出す楽曲で、メンバーたちの感情的なボーカルと相まって共感を呼ぶ。「数多くの他人の視線が生んだ誤解の中で、本当の自分を探しに行こう」という歌詞はシンガーソングライターのソン・ウジョンアが担当し、アイロニカルな現代社会における私たちの姿を描き出した。
もう一つの先行公開タイトル曲「Off The Record」は、より親しみやすくIVEの愛し方を表現している。IVEの始まりを共にしたソ・ジウムが作詞に参加し、誰も眠っていない深い夜、愛が気になる少女たちの物語を込めた楽曲として表現した。リズミカルなビートの上に多彩なメンバーの音色が調和する魅力的な「Off The Record」は、まるでミュージカル映画の一場面を思い起こさせるように、生き生きとした感情でIVEの秘密の夜の会話を描き出している。特に、大人になる前のその瞬間だけに感じられる好奇心と大胆な想像を表現し、聴く楽しみと見る楽しみを届ける楽曲だ。
最後のタイトル曲「BADDIE」は、皆の予想を覆す。IVEのアイデンティティともいえる「自己確信」のメッセージを伝えながらも、完全に「もう一人の私」を提示する、クールな感覚の大胆なIVEが披露するダークな魅力の楽曲だ。BIG Naughtyが作詞に参加し、強烈なトラップビートと独特なエレクトリックベースサウンドが印象的で、シンプルながらも密度の高いサウンドで雰囲気を圧倒する。中毒性のあるフックとパワフルなメンバーのラップは、これまで見たことのない新鮮なIVEの魅力を感じるに十分だ。
1stミニアルバムは、これまでIVEが見せてきた特有のカラーを守りつつ、予測不可能な無限拡張のイメージを展開する。貫くメッセージは変わらない。自分の感情を直接話し、無理に隠さなくても本来の魅力が現れる「私」についての物語だ。自信に満ちた表情、皆の好みを射抜いたスタイル、依然としてスタイリッシュなIVEのシンドロームは進行中である。